スカーフガブリ入りボルトガッサ

BW環境最後のシングル厨に参加してきました。
この構築を第22回シングル厨の集いオフで使用して予選8-1、決勝トーナメント1回戦負けでした。


ポケモン 持ち物
バンギラス ストーンエッジ 冷凍パンチ けたぐり 龍の舞 ラムの実
ガブリアス 逆鱗 地震 ダブルチョップ 寝言 拘りスカーフ
ボルトロス 10万ボルト めざめるパワー氷 ボルトチェンジ 電磁波 気合の襷
ハッサム バレットパンチ 蜻蛉返り 馬鹿力 燕返し 拘り鉢巻
スイクン 熱湯 冷凍ビーム 絶対零度 眠る カゴの実
キノガッサ 気合パンチ マッハパンチ キノコの胞子 身代わり 毒々玉

●個別解説


バンギラス 陽気 175-186-131-*-120-124
主に受けループの破壊を任せています。
相手のボルトロスの襷、カイリューマルスケが自然的に潰せるので対面パに出していくこともあります。
ラムの理由は主にラッキーの電磁波を嫌っての採用。
パルシェン等を考えてオボンの採用も視野に入れていました。
ラッキーの電磁波を初め、エアームドの鈍い等の補助技を止めるためにけたぐりを切って挑発を入れることも考えましたが、相手のバンギラスナットレイへの有効打は切れませんでした。



ガブリアス 陽気 185-180-116-*-119-155
元々は粉身代わりガブリアスで所謂逆電磁波砂の形を狙っていたのですが、ガブリアス自身の選出が少ないのと相手のボルトロスがかなり苦しかったので単体でも動きやすいスカーフガブリアスに変更しました。
この並びで龍舞バンギ、スカーフガブリアスに見えにくい点も凄く気に入っています。
配分はC177ボルトロスのめざ氷耐えを設定。



ボルトロス 臆病 155-*-90-177-100-179
初手に選出した時のタイマン性能がとても良く、電磁波でSを逆転させたり等、対策にも苦しむ襷ボルトロスを自分でも使ってみました。
元々は気合玉を持っていたのですが、命中率も低い点もあり、外したら苦しい展開になりやすい。
相手への有利な対面を作るため、後述する対受けループにボルトチェンジ
ボルトチェンジを地面タイプのポケモンで空かせて不利な対面を作られると面倒だったので蜻蛉返りの採用も考えたのですが、ゴツゴツメットナットレイの鉄の棘で襷が潰れる可能性もあるので今回は不採用にしました。
採用の余地はあると思います。



ハッサム 意地っ張り 175-198-121-*-101-89
対面性能が最も高いと思っている鉢巻を持たせました。
Sはグロスに対して後攻蜻蛉返りがしたいので89に設定。
相手のボルトロスに有利に立ちたいなら電光石火の採用も考えたのですが、全体で重いナットレイを迅速に倒したかったので馬鹿力は切れませんでした。
燕返しもこの構築で全体的に不利な火炎玉ローブシンハッサムミラー、そして飛行技の一貫など打つ場面が多かったので此方も切れませんでした。



スイクン 暢気 207-*-165-116-136-105
対受けループ、PT全体で重いマンムーパルシェンヒードラングライオンを見ています。
最初は瞑想型で使っていたのですが、素早さが低い耐久値が高いポケモン(壁ローブシン、瞑想ランクルス、貯水ブルンゲルポリゴン2など)が厄介だったので絶対零度。試行回数を少しでも増やすため、毒、受けループへの役割維持のためにねむカゴを持たせました。
Cは無振りキングドラの身代わりを高乱数で壊せるように設定。



キノガッサ 意地っ張り 155-176-101-*-91-114
一見まともな型ではない配分、技構成をしていますが、バンギガブリの敵であるカバドリュウズへの対策駒。ドリュウズ剣舞されると一気に苦しくなるので先制技であるマッハパンチを搭載。
相手のドリュウズに対してはマッパ、鉢巻バレット(ドリュウズ自身の珠ダメージ)で全力で倒しに行く戦法を取ります。
Sが遅いのはほぼカバドリュウズにしか選出しないから。
ローキックがない分、嵌める戦法が取れなくなったし単体性能もかなり低くなってしまったので、ある程度の素早さを切って耐久値を上げました。
配分はガブリアスの逆鱗を高乱数で耐え。
雨下の眼鏡キングドラハイドロポンプ耐え。




●選出方法
ボルトロス+ハッサム+スイクン
基本選出その1。
対面性能が優秀な3匹。有利な対面を作ってアドバンテージをとっていけば試合が有利に動くとおもいます。
主にナット入り雨、バンギドリュウズ、ボルトアバゴハッサムへの選出。


ボルトロス+ハッサム+ガブリアス
基本選出その2。同じく対面性能が優秀な3匹。
主にハッサム入り雨、ノオー入り、ボルトガッサ、バンギガブリへの選出。


ハッサム+キノガッサ+何か
主にカバドリュウズへの選出。相手のPTにウルガやバシャがいるとハッサムを初手に置きにくいので注意。
カバとガッサの対面で胞子から入ると、相手のPTにガッサ対策している(ラム持ち等)ポケモンを後出しされると相手にアドバンテージを取られてしまうので、身代わりから入り気合パンチで後続に負担をかけて削りに行く立ち回りをしていきます。
ドリュウズに対しての立ち回りは前述している通り、先制技を絡めて倒しに行きます。


スイクン+バンギラス+ハッサムorボルトロス
主に受けループへの選出。
ハッサムの蜻蛉返りやボルトロスボルトチェンジを利用して、有利対面を作って零度の試行回数を稼いだり、バンギラスで舞ったりして相手を崩していく立ち回りをします。



これらの選出はあくまで例であり、
それぞれスペックが高いポケモンを使用しているので選出幅が広く、相手に合わせてしっかり対応していく選出ができればいいなと思います。
対面性能の優秀なポケモンを多く使った綺麗な構築で使っていて楽しかったです。


残りわずかでBWからBW2に変わりまた環境が変化するかもしれませんが、残りの時期はカバドリュウズを煮詰めて自分のBW環境に終止符を打ちたいと思います。


最後に参考にしたブログを紹介。ダメージメモや構成など参考にさせて頂きました。
グレンさん:http://gurendayo0829.blog.fc2.com/
あおりさん:http://d.hatena.ne.jp/aori_5/20120303/
セツナさん:http://setsunapk.blog.fc2.com/blog-entry-159.html



次記事でオフレポートを書きます。